Voicy#21 ありのままって何?

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話し言葉に合わせて、改行が多くなっております。そしてラフでございます。ご了承くださいませ。

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みなさまおはようございます。

佐藤ありさです。

 

このVoicyでは、自分と人をゆるく愛して

社会のいろんな枠組みから自由になっていくための

「愛するための哲学」を発信していきます。

 

はい、本日のテーマですが

「ありのままってなに?」というのを

お話ししていこうと思います。

 

最近はありのままというキーワードよく聞きますよね。

 

ありのままの自分で生きようとか

ありのままで起業とか

 

ぱっと聞いた感じ

ありのままでいると

幸せそうなイメージがあると思います。

 

皆様はありのままで生きることが

出来ているでしょうか?

 

と聞かれると

理性的な人ほど

ありのままって言葉がちょっと抽象的すぎて

ちょっと困っちゃう、というのはあると思います。

 

なので

「ありのまま」の定義が必要だと思うんですが

 

哲学の言葉で言うと

ありのままというのは

エゴに支配されていない状態です。

 

エゴというのは恐れのことですね。

 

ただ、よく言われるのは

エゴは自分ではなくて

自分本体と同化している概念というイメージが近いです。

 

なので、何か怖いものがあったら

それは私が恐れているのではなくて

私に同化しているエゴが恐れている、という感じですね。

 

今日お話ししたいのは

エゴ、つまり恐れから生まれる選択をしていると

「ありのまま」からはどんどん遠ざかっていっちゃう

というお話しです。

 

・・・

 

恐れについてお話ししていきたいんですが

 

人ってそもそも

ネガティブになりやすいんですよね。

 

「もし失敗したらどうしよう」とか

「病気になったらどうしよう」とか

 

人それぞれいろんな心配があったりすると思うのですが

実はそれって人間の本能で

 

恐れがないと、

好き放題危険な行動をして

生き物として短命になっちゃうんですよね。

 

道路に飛び出さないのは

道路には車が走っていて、当たると危ないっていう

恐れをちゃんと持っているから

叶う知性なんです。

 

なので、恐れすらも知性なんです。

 

でも、その恐れの部分が大きくなると

私たちはしんどくなっていきます。

 

こんなこと言って

人に変に思われたらどうしようとか

私嫌われてるのかな?とか

 

本当かどうかもわからないことを

色々想像したりするんですよね。

 

これが私たちのエゴの姿です。

エゴが、私たちに色々と訴えかけてくるんですよね。

 

「こんなこと言ったら周りから

変に思われちゃうから、言わないほうがいいよ。」とか

 

「もっと女の子らしくしないとモテないから

我慢しないといけないよ」とか

 

そういうエゴからの脅しを受けて

私たちは行動を選択することがあります。

 

恋愛の駆け引きとかもそうですよね。

 

寂しくなるのが怖いから

別れられないとか

 

嫌われたくないから

言いたいこと言えないとかもそうです。

 

あと損得勘定。

「この人と一緒にいたほうが後々得だから

多少しんどくても頑張りなよ。」とか

 

本当に私たちはたくさん、エゴの囁きに影響を受けています。

 

これって、かなり自然にやってきてることだと思いますが

どうですか?

 

ありのままの自分から

遠ざかっていっているように思いませんか?

 

・・・

 

ここまで聴いていただいて

なんか心当たりがある方は

 

あー

エゴに掴まれてるんだなー

 

と思っていただくだけでいいと思います。

 

どうしたって、人にはエゴがあるし

執着もあるし

 

それが人間だと思うので。

 

でも、その割合ですよね。

10段階中、どのくらい自分が

エゴの言うことを聴いて生きてるのか

 

ということに気づいたら

もしその割合が高そうだったら

 

エゴの部分に気づいて切り取ることで

もっと自分の純度が高い生き方ができると思います。

 

私にもめっちゃあるんですよね。

 

なんでも綺麗に表現しようとしすぎちゃう。

 

自分を俯瞰しようと努力しすぎて

感情を押し込んでしまったり

予防線を張って自分を守ろうとしたり

かっこつけてしまうんですよね。

 

それでお友達と色々お話ししているときに

自分のエゴがものすごく透けて見えてきて

ボロボロ出てきたりするんですよね。

 

そんな時

やっぱり後味が悪いんです。

 

本当はこれじゃないなって、やっとるなーって

自分でも思うので

やっぱり表現したり、人にお話しするのって

いいなって思います。

 

相手を通して、自分が見えるというか。

 

それでですね、

じゃあ、

ありのままに生きている状態って

どんな感じ?というと

 

それは、

恐れからの選択を選ぶんではなくて

愛から生まれる選択をする、ということです。

 

愛しさから生まれる選択です。

 

エゴの反対って、愛なんですね。

 

何か、心配だから

こうしようではなくて

 

こうしたら嬉しいかな?とか

こうしたら幸せだなとか

 

そういう判断基準で選んでいく。

 

自分に対しても、他人に対しても

愛しさを感じながら行動していく。

 

前提が恐れの部分から

前提が愛の部分に変わっていくんですよね。

 

なんとなく伝わりますか?

 

もちろん、

全ては私たちに必要な装備なので

エゴを捨てましょう!とは思いません。

大事な本能なので。

 

なので

頭の片隅に

愛を置いておくだけでいいと思うんです。

 

エゴに掴まれた自分が少しずつ減って

愛の自分が増えていった時

 

本当の意味での

ありのままの人生になっていくかなと思います。

 

ということで本日は

ありのままってなに?というお話をしました。

 

皆様の愛の日々のヒントに

なりますように。

 

それでは

ありがとうございました。

 

御機嫌よう。

 

 

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